2005年02月26日

播磨灘物語

P050226_1900.jpgとうとう読み終わってしまいました。
司馬遼太郎さんの播磨灘物語です。
主人公は黒田官兵衛(如水)ですが
官兵衛よりも信長や秀吉のほうが生き生きと書かれていたように感じました。

最近、堀江さんがその革新的なところ、旧体制と戦う姿勢などが
織田信長に似ているなどといわれていることがあります。

確かに自分も信長に似ていると思う。
そしてこの小説の中で官兵衛が信長を以下のように評した部分がある。
「・・・信長から見れば、人はすべて阿呆者のようなのであろう」
「信長がいかに天才でもみこみちがいということはおこりうるであろう。
平素、信長に威服するのみで信長に意見を言上することをいっさいしないこの織田家の家風では事によっては家ぐるみ転覆する以外にない。」
・・・たしかにそうかもしれない。と思ってしまいました。
堀江さんは全く理にかなったことをしていると思うし、
これまで結果も出してきた。
とはいえ、見込み違いが発生した場合の退却時を誤れば
家が傾く可能性は否定できないことは確かですね。
・・・まあどの企業にとっても同じことは言えるのですが、
ライブドアの場合は特に、今回のように普通の企業では
なかなか行わないような勝負を行うこともあるので
事業の見込み違いが発生したときの甚大な損害を背負う可能性は大きいかもしれません。
その代わりが驚異的な成長となっていることも確かです。

今回のニッポン放送のフジとの戦いは信長の本願寺相手の戦いとも言った感じでしょうか?
堀江さん「天下布武」応援しております。


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